パッシブが得意な方、助けて下さい!軒の出と冬の日射取得について
少し進捗いたしまして現在、間取りの検討まで進みました。
今、行き詰まっているのが軒の出の深さです。
遠隔地に建築するため、現在居住地での経験が当てはまらず
見当がつかず困っています。
パッシブデザインを得意とする所に依頼できれば良かったのですが
予算の関係上できませんでした。
断熱を考えている工務店なのですが、日射遮蔽取得に関しては
荒っぽい言い方ですが「経験と感」の様な部分もあり
こちらも素人のため、見当がつきません。
「軒の出は通常700mm出す」とのことでしたが
今住んでいる所よりはるかに暑い場所のため
夏の日射遮蔽を考えて軒を深くしてほしいと要望した所、
逆にどのくらい出すか決めて下さい、と言われました。
900mm〜1350mm位まで予算的に軒を出せるとの事なのですが
あまり深くして冬場日射取得が出来なくなると困ります。
建築場所は
茨城県 緯度: 36. 経度: 140.
冬至の太陽高度30度 南中時刻11:37
日の出 : 6:51 方位角:120°
日の入 :16:22 方位角:240°
建物は平屋建です。
真北が正確に解らないのですがほぼ真南(方位磁石の)に向いて建築します。
北側と西側に数件ずつ2階建の建物があるのみで東〜南面は建築物はありません。
(高台のため将来的にも建物は建たないので日影になる心配は無)
窓の高さは2000mm 天井高2500mm 屋根は切妻、妻側(東西)にも
一部下屋を掛けます。下屋の軒の出は1200mmを予定しています、
東西側は太陽高度が低く、時間的にも朝夕のみの日射、かつ窓も
少なく大きくないためそれほど気にする事もない、かと思っています。
夏の西日は丁度西側の家々が遮ってくれそうな感じがしています。
開口はオール樹脂サッシにペアかトリプルガラス、
ガラスは南以外は遮熱Low-eガラス(グリーンかブロンズ)、
南面は断熱Low-eガラス(クリア)の予定です。
夏場に若干陽が入り込んでもよしずやすだれなどで遮蔽できますが
あまり軒を出して冬場に陽が入らないようだとどうにも出来ません。
部屋の半分くらいまで陽を取り込みたいのですが
軒の出はどのくらいにすれば最適でしょうか?
1200mmも出したら冬場全く陽が届かないのでは?と不安です。
現在は長野県ですが軒の出600mmで冬場は部屋の半分くらいまで
陽が入ります。
「すけっちあっぷ」というソフトで四苦八苦して検証しようとしていますが
素人には無理そうなので、(屋根と軒が描写できそうもありません)
お知恵をお借りしたいと思います。
よろしくお願い致します。
この相談に回答しました
パッシブハウスがどのような意味で考えられているか。によりますが
高気密高断熱住宅という意味でよいですね
その仕様と質問の太陽高度、方位に関しての質問がどのように関係して
くるのか。室内温度をどのようにコントロールするかということであれば
設計をされている方が基本的な概念をお持ちだと思います
PAL値という年間熱負荷係数などを使用して省エネ住宅などを考える場合は
細かい計算や設計がありますが、そこまでを考えているのでしょうか?
その場合、オフィスビルなどで補助金などの関係から求めることが多いので
住宅で考える方は少ないかもしれません
ご質問の庇の出と射光の関係だけを考える場合は、平面的に何処までの距離を
光が入って欲しいと設計に依頼して、庇の長さを確定して欲しいとお願いする
と対応して頂けるのではと思います
実際に周囲の環境などの影響もありますので、その環境が分からない限り計算は
あくまで計算結果となるだけです
現場をみて判断することになりますので、今関わりのある設計者や工事会社の方に
相談するべきだと思います
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